土質試験の必要性
自然および人工の地盤、盛土などの構造物、それ以外の社会基盤構造物の設計・施工・維持管理には地盤材料の物性を知ること(物理・化学特性・力学特性など)が必要となります。地盤材料(自然材料)は、一般に極めて非一様であり、剛性・強度・透水性などの物性が極端に異なる軟弱粘土から硬岩までの多様な自然材料から構成されており、地盤内部の詳細な構造、定量的な物性は未知の領域です。
より正確な室内試験を行うことにより、より詳しい土質情報を得ることで安全性を確保した上での経済的な設計・施工維持管理が可能となります。
地盤調査フロー
01資料調査
空中写真、地図類、既存調査資料からの検討
02現地踏査
- 地表調査(地形・地質、既存構造物調査)
- 地下調査(湧水、井戸調査)